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2017/12/26 NO274

「年末年始、ぎっくり腰に要注意!!」

クリスマスも過ぎ今年最後の火曜日となり、はやいもので今年最後の更新となりました。
なぜか年末という気があまりせず、来週もう一週間あるのではないかと錯覚してしまいます。
とは言え、皆さんの中には明日で仕事納めという方もいらっしゃるのではないでしょうか。
年末年始の休みになり掃除をがんばりすぎてしまったり、逆に寝てばかりいると
ぎっくり腰になることも。年末年始は日常生活とはかなり変わることで
ぎっくり腰になる方が大変多くなります。
そうならない為にはいつもと違うことを張り切り過ぎず、のんびりできるからと言ってだらけ過ぎず、
ある程度規則正しい生活をし、何事もほどほどにすることが大切になります。
体を壊してはせっかくの休みも台無しです。体調に気を付け楽しい年末年始を過ごしてください。

思い返してみれば、今年は父の大病による手術から始まり
あまりいいスタートとはいえませんでしたが、その後父も順調に回復し、
仕事面では皆さんに支えられ、私的にはやりたいことが次から次へと湧いてきて
この十数年の中でもかなり充実することが出来た一年となりました。

今年私達に、そしてトライアングルボディバランスにかかわったすべての方に感謝します。
ありがとうございました。
来年は皆さんの力を少しずつ借りながらより一層頑張っていきたいと思いますので
宜しくお願いします。

来年が皆さんにとって素晴らしい一年になりますように。




2017/12/19 NO,273

「肉体改造」

整体院をやっていると不思議なことにシンクロするのか、
短期間に同じ症状方が見えたり、同じ行動の話を聞いたりということが良くあります。

今週のシンクロは「肉体改造」でした。
鏡に映る自分にやばさを感じたり、
服がきつくなったり、他人の些細な一言だったりと切っ掛けはそれぞれなのですが、
数名の女性から始めました・少し結果が出てきましたという話を聞きました。

さらに肉体改造というと食事や運動などでカロリーをコントロールすることでのダイエットを考えそうなものですが、
全員が筋トレによる肉体改造。
やり方は自分と向き合って一人で腹筋などをする方、
自分の意志の弱さを考えパーソナルトレーナーと二人三脚で頑張る方と様々ですが、
結果が少し出てきている方の話では筋肉がつくので体重は2〜3キロほどしか減らないが、
体型がかなり変わったとのこと。実際に一目見たときに服を着ていたので
痩せたのかどうかはわからなかったのですが、ものすごく若返って見えたので不思議に思っていました。

そして肉体改造の女性全員がなんと40代。
私も45歳ですが、なかなか重い腰が上がりません。
本当に尊敬します。

最後に若返って見えた方に継続の秘訣を聞いてみると、数日に一度妹さんにお願いして
全身の写真を撮ってもらっていたそうで、その写真を比べてみると明らかな変化がわかり
もっともっと筋トレしたくなってくるそうです。

今年はあともう少しで終わりですが、思い立ったが吉日。
興味ある方は来年からとは思はず、すぐ行動です。
決して無理はせず、出来る事から頑張ってみるのも成功の秘訣です。




2017/12/12 NO,272

「今年もあとわずか。」

今年も12月10日が過ぎました。整体院で12月10日の持つ意味とは、
「目の前の桜の葉っぱが落ち切る日」ということで、今年も通年通り葉っぱが落ち切りました。

今年は8月になかなか晴れなかったり、台風があったりなどの影響を受けてか、
葉っぱが散り始めるのが今までで一番遅く、もっと長引くのかなと思っていましたが、
通常通りに散り終わりました。
そして今年はその天気の影響か、整体院の両隣の桜が老朽化により伐採されたからなのかわかりませんが、
いつもは日に2回も掃くときがあるのに、ほとんど掃き掃除をすることなく終わってしまいました。

掃き掃除をあまりしなくて良かったのは喜ばしいことなのですが、何か物足りず、「え、もう12月?」
という感じで、いつもよりも時間が速く過ぎ去ってしまったように思えてしまいます。

そんな感じで12月ということは、今年も残りわずか。
やれたこともまだやれてないこともあるような気がしますが、
無理しすぎればそれは、体を壊したり風邪を引いたりしてしまうきっかけになりかねません。
かといって年末年始に何もしないのもスッキリしないので、無理なくぼちぼちやっていこうと思います。




2017/11/21 NO,271

体は必要だから欲します。

強い寒気が入ってきたようで、まだ11月にもかかわらず真冬のような寒さになってしまいました。
明け方寒さで目が覚め、温度計付きの目覚まし時計を見てみると、なんと部屋の中なのに9度。
先週の時点で今週は寒くなるという予報だったので日曜日にストーブを出しておいて正解でした。

こう寒くなってくると、体というか脳が冬眠状態になってくるのか
いまいちやる気が出てきません。
さらに寒いからと言って水分摂取が少なくなると、
血液が濃くなりドロドロになって流れが悪くなることで動くのがだるくなったり、
夜中に足がつってなかなか治らなかったり、
すぐむくんでしまってパンパンになり、冷えてしょうがなくなったりと、
悪い事ばかりになってしまいます。

最近おむつのCMで、赤ちゃんが夜おしっこをしてしまうから夜はあまりお水を飲ませたくない
というような内容のものがやっていましたが、面倒くさいから与えないというのは大間違いです。
これは他人に対してだけではなく自分にもですが、夜トイレに行きたくなるから寝る前は水分を摂らない
という声をたまに聴きます。しかし体は必要だからこそ欲します。
欲しているから満たす必要があるのです。

体が欲しているのに、飲めば夜おしっこが出るから飲ませないということは
ウンチをするから食べ物を与えないということと同じです。
さらに食べ物は2週間くらい食べなくても死ぬことはありませんが、水は3日飲まなければ死ぬ可能性が出てきます。
それほど人体にとって水分とは重要なものなのに、
面倒くさいから飲まない・飲ませないということは言語道断なのです。

寒いからこそ温かい飲み物を飲んで、心も体も暖まりましょう。




2017/11/14 NO,270

「アップとダウンをしっかりやって楽しくスポーツ!!」

先日いらっしゃった患者さんが今週から年明けのハーフマラソンに参加する為、
仕事終わりに走り初めたということを聞きました。
私はそういうことには恥ずかしながら無縁のため、思いもしませんでしたが、
改めて思い出してみるとそういえば最近、走っている人の姿を良く見かける事に気づきました。

この近所では、正月明けの七草頃に行われるその名も「七草マラソン」という市民レースがあり、
最近では距離も長くて10キロだったり親子で参加できるものもあったりと参加しやすいこともあってか
抽選制になっているというような話を聞くぐらいの人気になっているようなのです。
ちょうどこの時期、お子さんがいらっしゃるご家庭では学校で持久走があり、
みんな朝から学校で走っているのでこれを機に家族で練習して参加できることも
追い風になっているのかもしれません。

何はともあれ、この寒くなって体が縮こまってしまいがちになりやすいこの時期に
家族みんなで体を動かすことはとても良い事だと思います。
しかし、動かすだけ動かして動かしっぱなしでは疲れが残ってしまい故障の原因にもなりかねません。
体を壊すことなく体を動かすには、準備体操(アップ)と運動後の整理体操(ダウン)が不可欠になります。
まず、準備体操のアップでは、体をストレッチ体操でよく伸ばし、体を良く温めることで
筋肉や筋、関節を痛めるリスクを減らすことが出来、
整理体操のダウンでは、徐々に使う力や動きを小さくしていきその後しっかりストレッチすることで、
筋肉に余分な疲れを残さず、常にいい状態をキープすることが出来るのです。

どうしてもアップとダウンはメインの運動のおまけ的にとらえる方が多く、
疎かにしてしまいがちですが、実は身体的にも記録やパフォーマンスの向上的にも、
メインの運動と同等の要素を持っているのです。

怪我や故障の無いよう、十分アップとダウンを行いこの秋、冬のスポーツを楽しんで下さい。





2017/11/7 NO,269

「暦の上ではもう冬です。」

今日11月7日は、「立冬」。暦の上ではもう冬です。
そのせいか先週までまだ青々としてなかなか散る気配を見せなかった桜も、
この2,3日で一気に色付き、歩道や駐車場が一面落ち葉で覆われるようになりました。

今年も残りが気になるころですが、この時期そろそろはじめていきたいのが大掃除です。
大掃除はいつもあまりやらないところなどを掃除するので、
いつもはあまり使わない筋肉や関節を酷使することで、思わぬ怪我や故障につながりやすくなります。

そんな大掃除もいっぺんに済ましてしまおうとすれば、身体に大きな負担となりますが、
早めに始めることで分散することが出来れば体を壊すことも少なくなってくるのです。

とは言え、せっかくの休みを掃除にばかり費やすのももったいない気がします。
大掃除をしなくても病気になるわけではありません。
ほどほどにすることも綺麗にする以上に大切なことなのかもしれません。
健康・元気が一番です。




2017/10/31 NO,268

安全に入浴する為の3項目

2週連続できた台風も去り、長く続いた雨もようやく終わりを告げるようで、
天気予報によるとこの先は晴れが続く見通しだそうです。
晴れてくれるのはうれしいですが、晴れが続くということは西高東低の冬型の天気になるということで、
これからはどんどん寒くなってくるのかもしれません。

これから冬になり寒くなってくるにあたって皆さんに気を付けてもらいたいことがあります。
それは「入浴」です。

寒くなると暑い時期に比べてどうしても水分が摂りずらくなってきます。
すると血液は濃くなりドロドロしてきて流れずらい状態になってしまいます。
そんな状態で湯船につかるとお湯の暖かさでさらに脱水が進み、
血液はよりドロドロし、細い血管に流れることが出来なくなり
脳や心臓(循環器系)に生命にかかわるような重大なダメージを与えてしまう可能性があるのです。

そうならないよう安全に入浴するにはいくつか注意しなければならないことがあります。
それは、
1、入浴前後にコップ一杯の水分を摂ること(アルコール不可)
2、深夜の入浴は避けること。(12時を過ぎたら浴槽に浸からずシャワーのみ)
3、二度風呂はしないこと。(どうしてもするときはしっかり体力を回復させ充分水分補給をしてから)

以上の三項目になります。この三項目は、日常生活の中では守ることが出来ても、
守りずらい状況になるシーンがいくつかあります。

例えばバスでの温泉旅行。バスで疲れ、トイレに行きたくなるから水分もあまり摂らず、
せっかくの温泉なので何度も入りたい。そしておいしい食事でお酒も進むなど
危険な状況になりやすい事ばかりです。

そして飲み会の後。お酒を飲み、帰りが深夜になり、お風呂に入ることで気持ちよくなり湯船で眠ってしまう。
するとさらに脱水が進み、時にはそのまま浴槽に沈んでしまうことも。

また、赤ちゃんがいるお母さん。赤ちゃんとお風呂に入ると自分はほとんど入れないので、
御主人が帰ってきてから深夜に子育てで疲れている状態で二度風呂。

どれもよくある状況ですが、その一回が命取りになることもあります。
寒くなっても常に水分をしっかり取ることはもちろんですが、
特にこれからの時期は入浴時、気を付けるようにしてください。

人体はしぶとく丈夫な部分がある反面、ちょっとしたことでも壊れてしまうもろさもあるのです。




2017/10/24 NO,267

自分の体は自分で守る!!

整体や体操教室をやっていると、患者さんや生徒さんから
「おかげで体が良くなりました」という声を聴くことがあります。

確かに私たちは実際に患者さんの体を触ったり、直接体操の指導を行ったりしますが、
それだけで症状は改善しません。
なぜなら、体を触ったり、指導を行う時間はせいぜい1〜2時間です。
一日24時間あるうちの1〜2時間身体に良い事をしたとしても、
残りの時間で体に毒となることをしていれば、薬より毒が上回り症状が改善することはないのです。

では私達や皆さんがやっていることが無駄なのかというとそんなことはありません。
私達にとっての仕事とは、体を触ったり体操の指導を行ったりということだけではなく、
それらを通じ、自分では認識していなかった体全体の状態を触ったり動かしたりすることによって改めて知ってもらい、
なぜそのような状態になってしまったのかを伝えることで日常生活の毒は何かを理解してもらい、
その毒に対して薬となることの動きや技術を指導し、
処方箋となるそれら動きや技術をいつ、どのくらいやればいいかを伝えることなのです。

そして皆さんは、その処方箋の通り、頭に浮かんだ時にその動きをしたり体を触ったりすることが
大切になってくるのです。

どんなに私達が体を触り、体操の指導をし、必要な動きや技術を伝えても
それを皆さんが実行しなければ意味がありません。
どんなに効く薬をもらっても飲まなければ体が良くなることはないのです。

自分の体は自分で守るということは、
自分の体のことは誰にも頼らず自分の力だけで何とかするということではありません。
他人の力に頼るだけではなく、他人の力も借りながら自分のやるべきことをやっていくということです。

私達と一緒に「自分の体は自分で守る!!」で行きましょう。




2017/10/17 NO,266

「雨の思い出」

先週の30度から打って変わり、毎日雨が降り続け、まだコタツ布団も出していないのに
エアコンの暖房をつけるほど一気に寒くなりました。
もう季節感がむちゃくちゃです。
天気予報によると、この後台風21号が控えていて、
週末には本土に上陸するかもしれないとのこと。
その後は台風一過でまた暑さが戻るかもしれません。
本来であれば、このくらいの時期は秋晴れで気持ちいい日が続くはずなのですが、
こう毎日雨ばかりだと洗濯物を外で干したいのはもちろん、
体自体も日差しを欲しているようにさえ感じます。

とはいえ天候ばかりはどうしようもありません。
晴れが良い、晴れが好きといっても晴ればかりでは困ってしまいますし、
雨には雨の良さもあります。

子供のころ私は両親が共働きでいわゆるかぎっ子でした。
学校から帰ってくるとカバンを置いて遊びに行ったり、習い事に行ったりしていましたが、
秋のこの時期の雨の日だけは、布団にくるまって寝ることが楽しみでした。
外はうっすらとキンモクセイのいい香りがし、家の中は雨戸が閉まっていて昼なのに夜のよう。
そろそろ肌寒くなってきた頃の布団の中は温かく、雨のザーという音に心が妙に落ち着き、
とても気持ちよく眠れたのです。

その頃の名残りか、今でもキンモクセイの香りを感じたり、室内で雨の音に耳を傾けていると
妙に落ち着くのです。
皆さんにもそれぞれの天気にいろいろな思い出があると思います。
こんな時期はそんな懐かしい思い出を思い返してみるのもいいかもしれません。






2017/10/10 NO,265

「いつもと違う?」

今年は、8月に雨が続き日照時間が少なかったからか、
今日は10月10日なのに30度もあるからなのかわかりませんが、
目の前の桜の木から葉っぱがまだあまり落ちてきません。

いつもなら早ければ8月後半ごろから、遅くても9月中ごろからは
落ち葉の掃き掃除をしなければならなくなるのですが、
今年はまだ2〜3回しか掃いていません。
毛虫もいつもはあまり見ない種類のがいたりとなんか変な感じです。

落ち葉を毎日掃かなくてもいいのはありがたいですが、
自然の生き物がいつもと違う変化をしているということは、
私たち人間もいつもと同じに考えていると思わぬ体調不良に見舞われることもあるかもしれません。
しかし人体はいきなり大きく体調が崩れるということは少なく、
ほとんどその前兆のようなものがあります。
その前兆はまちまちですが、いつもと違う少しの調子の変化があれば
用心する必要があるかもしれません。

体の声によく耳を傾けましょう。




2017/10/3 NO,264

「ぎっくり腰注意報」

近頃整体院ではぎっくり腰の患者さんがかなり増えています。
先日は日に3人もいらっしゃいました。

5・6月と9・10月の季節の変わり目は、梅雨や秋雨の時期に当たり晴れの日が続きづらく、
湿度も高くなりやすく、気温は安定しづらい。さらに日中と夜の気温差まで開きやすく、
肉体的にも精神的にもただ生きているだけでストレスを受けやすい時期になり、
いつもよりぎっくり腰や鬱などになりやすいのです。

しかし、幾ら時期のものだといってもそうなってしまっては生活に支障が出てしまうので
なりたくはありません。
そうならない為に必要なことは、日光浴と腰回しです。

日が出た時にはできるだけ日光浴をするとビタミンD群が生成され、
元気が湧いてきてストレスを感じにくくなります。
腰回しは固まった体の関節(腰回り)を動かすことで筋肉をほぐし、疲れが取れ、
ぎっくり腰になりにくくなるのです。

腰回しのやり方は、足を肩幅に開き、手を腰に添え、親指を背骨の一番下の両脇に合わせ、
腰全体で出来るだけ正円になるよう意識し、それが維持できる最大の大きさで回します。
これを左右同じ回数行います。
 
やれることはやってみて気持ち良く毎日を過ごしましょう。




2017/9/19 NO,263

「五感を使えてますか?」

先日近くに買い物へ行く途中、どこからともなくたぶんキンモクセイだと思うのですが、
いい香りが漂ってきました。

最近、北朝鮮のミサイルや台風18号など深刻な出来事が多い中、
ほっとする事の出来た瞬間でした。

人それぞれだとは思いますが、生きていれば多くの困難が来るものです。
ときにはもうダメだと思うような時もあるかもしれません。
私はそんな状態に陥った時は、五感を使うことで乗り切ってきました。
もちろんそれだけではなく、周りの助けがあってのことですが。
どうしようもなくネガティブになっている時は、あまりに狭い世界観になってしまい、
五感を使うことすら忘れてしまうものです。

しかしその狭い世界は、改めて五感を使うと払拭され、
少しだけ頑張れるような、なんとか大丈夫のような感じがしてくるのです。
そんなに深刻な事態ではなくても、気分が乗らないというような時は
五感を使って感じてみてください。少しだけ元気が湧いてきます。




2017/9/12 NO,262

「日本陸上界歴史的快挙!!」

9月9日、ついにその日がやってきました。
日本陸上界の念願であった男子100メートル10秒台突破。
東洋大学 桐生選手が9秒98というタイムを叩き出しました。

今までも9秒台という記録は、出るには出ていたのですが、
どれも追い風参考記録(2メートル以上の追い風が吹き、背中を押してくれたおかげで出た記録)
にとどまっていました。

しかし今回は正真正銘の9秒台です。

いずれ誰かが突破してくれるものだとは思っていましたが、
私の中ではそれは最有力候補のひとりとされていた桐生君ではない、他の誰かだと思っていました。
これは桐生君に力がないと思っていたというわけではなく、その体格にありました。
桐生君の身長は175センチ。日本人の平均身長より少し高いですが、短距離選手の中では
かなり低いほうになります。それは短距離という競技の性質上致命的ともいえる要素になるのです。

スタートから40〜50メートルぐらいまではさほど足の長さによる差はないのですが、
そこから先は足の長い選手のほうが一歩のストライドが長くなり、より速く走りやすくなります。
海外の選手が後半伸びるのはその為で、
足が長ければ必然と身長も高いということになり、身長が高い(足が長い)ほうが有利ということが言えてくるのです。
ちなみに世界記録保持者のボルト選手の身長は、196センチです。

このようなことから、同じ条件の日本人(アジア人)の中では何とかなっても、
世界で戦う事の出来るタイムを出すことは難しく、
それはワールドクラスの体格を持った人物によるものだと思ったのです。

しかし彼は私の予想をはるかに超え、9秒台をマークしました。
言葉にすると簡単ですが、彼がこの記録を出すためにはそれこそ文字通り血の滲むような、
想像を絶する練習をこなしたことと思います。
そして、それだけのことをしてもたどり着けるかどうかわからないにもかかわらず、
信じ続け諦めなかった彼の勝利です。

桐生祥秀君。日本人初9秒台おめでとうございます。
これからもがんばってください。




2017/9/5 NO,261

「リアルにイメージ」

9月1日は防災の日ということもあって、テレビでも各地の避難訓練の様子や
各御家庭でのもしもの時の家族の決め事、非常食の有無・必要量などをやっていました。

テレビでこういう特集を組んでくれるのでこれらを参考にもしもに備えるのはいいと思うのですが、
もしもの時や未来に起きる可能性のある事柄に対しての備えで一番大切になることは、
よりその時をリアルにイメージすることだと思います。
現実味の純度が増せば増すほどその時に何が必要か、どんな行動をとるべきかが見えてくるのです。

例えば非常食や避難具。これらを使わなければならないような状況になるということは、
家で通常の生活が出来なくなっている(家が火事や倒壊、またはそれに近い状態)可能性が高いと思います。
そんな状況になるかもしれないのに非常食や避難具を家の中に大事にしまっておいて使うことが出来るでしょうか。
実際に災害に合われた方たちを見ていると避難所や車で避難している方を多く見ます。
であれば、非常食や避難具は車の中(家以外の場所)などに常備する必要があるのではないでしょうか?
実際に家自体が何ともならないレベルの災害であれば、流通が途切れたり、ライフラインが何日にもわたって
使えなかったりすることはないと思います。

そして今、北朝鮮が連日ミサイルを発射したり、核実験を行ったりしていることで、
いつ武力行使が行われてもおかしくないような状況になっています。
早く攻撃したほうがいいという人もいれば、話し合いで解決という人など皆さんそれぞれ思いはあると思います。
しかし、ことがことだからこそ感情的に思うのではなく、
よりリアルに想像し考えなければいけないのだと思います。

北朝鮮を攻撃すれば日本が反撃にあう可能性は非常に高くなると思います。
そうすれば北朝鮮を倒すことはできても多くの日本人が犠牲になるかもしれません。
しかし、中身のない話し合いを行おうとしてきた結果が今の北朝鮮の脅威を生んでしまいました。

実際に決めるのは政治家やアメリカ、国連になると思いますが、
私達の意思や言動が決定を左右することもあります。
だからこそ軽はずみに言葉にしたりせず、リアルに考えた上で責任と重みを背負い、
自分だけのしっかりとした考えを持つことが必要なのかもしれないと思います。

大事に至らないことを祈ります。



2017/8/29 NO,260

「夏も終わり?」

今日の気温は33度。温度だけ見ると真夏と変わらない気温ですが、
もう8月の終わりだけあって湿度が少し落ち着いてきたせいか、蒸し暑くなく、時たま吹く風に心地よさを感じます。
夏の終わりというよりは秋の始まりのようなさわやかさです。

この時期になるといつも書いているような気がしますが、
夏の暑いときは体がこの過酷な季節に負けないよう踏ん張りを利かせていたのが、
季節の変わり目に入り、体が心地よさを感じるようになると一気に力が緩み、
思わぬ体調不良に見舞われることが多くなります。

特に日中は暑くても朝晩はかなり冷えたりするようになるので
布団も肌掛けだけではなく、上掛けも足元に起き、すぐ掛けられるようにしたり、
服もちょっと羽織れるような薄手の長袖をいつでも着れるように身の回りに
置いておくなどすると、直接風が身体にあたることを防げ、
それにより、体温が下がることによる免疫力低下や、脱水による血液循環悪化に伴う血圧上昇やむくみ、
慢性的な倦怠感などを防ぐことが出来るのです。

私は夏の生まれもあってか夏が好きなので終わってしまうのはさみしいですが、
秋は、食欲・スポーツ・読書・他にもいろいろ・の秋と言われるように、
行楽、趣味、運動、食べ物と楽しみがいっぱいの季節です。
そんな秋に体調を崩している場合ではありません。
自分でできることは少しやってみて、楽しく秋を迎えましょう。




2017/8/24 NO,259

「苦労の価値」

先日、高校時の部活の恩師が教師生活を終了するにあたって、
先生が在任した期間の部員、私達を先頭に12代が集まりレストランを貸し切り、「勇退式」を行いました。
こう書くと私が先導したような感じですが、企画・段取りしてくれたのは後輩たちで
私達はそれに参加させてもらった形です。
50名ほどが集まり、先生をねぎらったのですが、
高校を卒業し私たちは30年近く、一番若い後輩でも10数年経っているにもかかわらず
こんなに集まることが出来たのは、今までの人生の中で高校時代の経った2年半が
全員の中で最も苦しく、最も努力し、最も楽しく、最も輝いた時間だったからではないかと思います。

ちょうど昨日テレビを見ていると鳥人間コンテストをやっていました。
そこには無理難題に挑戦し、苦悩し、努力し、やっとたどり着き、その結果に涙し、
抱き合いながら歓喜する学生たちの姿が。
それを見ながら彼らはこの先何十年も友達であり続けることが出来るんだろうなと思いました。

昨今、年代かかわらず世の中がつまらないというような話を良く聞きます。
それはできるだけ苦悩や苦労を避けてしまっているからなのかもしれません。
苦悩や苦労が好きな人はあまりいないと思いますが、
その辛さをその苦しみを乗り越えて初めて知る事の出来る素晴らしさもあるのだと思います。

昔から苦労は買ってでもしろという言葉があります。意味は違うかもしれませんが、
人生がつまらなければあえて苦労に首を突っ込んでみるのもいいかもしれません。
その苦労が大変であるほど価値あるものを得ることが出来るのかもしれません。

勇退式の最後に恩師が今まで人生そのもだった陸上競技から離れ、心にぽっかり穴が開いたようになってしまったが、
これからはその穴を埋めるためにも自分一人で出来るギターや今まで触れることの無かったことに
挑戦していきたいと仰っておられました。

学校の先生としては一区切りですが、これからも人生の先人として見習っていきたいと思います。
先生、お疲れ様でした。





2017/8/15 NO,258

「気持ちにメリハリを」

お盆休みも今日までで、明日から仕事の方も多いと思います。
お墓参りに帰京された方、旅行に行かれた方、家でゴロゴロされた方、
過ごし方は様々だったと思いますが、いつも通り仕事だったという方以外は
非日常的な生活になっていたと思います。
そして明日からはいつもの日常的な生活に戻ります。

このギャップに気持ちを合わせていかないと、思わぬ体調不良やけが、事故などにつながりかねません。
日常的な生活も非日常的な生活もバランスよく行うことは人生にとって非常に重要なことです。
しかしそこにきっちりと気持ちのメリハリをつけていかなくては体がついてきません。

いつまでも楽しかった日々に浸ってばかりいず、
気持ちにメリハリをつけ、いつもの日常をがんばっていきましょう。





2017/8/8 NO,257

「暦の上では立秋ですが・・・」

昨夜は台風5号の影響で時々雨が強く降っていましたが、午前中には台風一過でかなり暑くなりました。
天気予報によると明日はさらに暑く、ここ松戸でも38度を超えるかもしれないとの予想。
私は生まれてから今までずっと松戸市に住んでいますが、過去に36℃・37℃の
体温越えになった記憶はありますが、38度という気温になった記憶がありません。
(ただ忘れているだけかもしれませんが…)

人間は経験したことならばそれに対して予想し、身構え、正しい対処をすることが出来ます。
しかし、未経験のことにはそれらがきかず、思わぬダメージやミスにつながることがあるのです。
明日はその未経験の暑さになりかねません。
いつもとは違うという心構えのもと暑さ対策を行い、体調を崩さないようにしましょう。

昨日の8月7日は暦の上では立秋。
しかし、実際に秋を感じるのはまだ先のようです。
この先も暑い日が続きそうですが、規則正しい生活をし、栄養にあるものをしっかり食べ、
十分な水分補給を行い、元気に乗り切りましょう!!




2017/8/1 NO,256

「戻り梅雨にはお風呂でスッキリ!!」

いよいよ今日から8月です。
しかし、天気のほうは梅雨がもどってきたようですっきりしません。
本来の梅雨の時期よりよっぽど雨も降り、異常に高い気温にならない代わりに湿度が高く
とても不快です。

暑さに対しては覚悟を決めていたので対処できますが、
暑いといってもそこまででもないこの蒸し暑さには肩透かしを食らったようで、
体が追い付かず、体調を崩しそうです。
常に不快な中にいることと、それに対し身構えていなかったことで
少しずつ体に疲れがたまってきているのかも知れません。
皆さんも心当たりはないでしょうか?

こんな時はお風呂に浸かるのが一番!!
夏場はシャワーで済ませる方も多いと思いますが、シャワーを浴びるだけと湯船につかるのとでは、
血液の流れ方が全然違い、湯船に少しでも浸かるほうが血流が良くなることで疲れがとれるのです。
夏場の熱めのシャワーは確かに気持ちいいのですが、
疲れをとって体調を保つためにしっかり湯船につかりましょう。




2017/7/25 NO,255

「温度計を有効利用」

先月、近くに電気屋さんのジョーシンがオープンしました。
最近目覚まし時計の調子が悪く、1000円均一コーナーにちょうどよさそうなのがあったので購入。

その目覚まし時計には温度計(気温計)の機能が付いていてそれもコンマ0まで表示される優れものでした。
前にも書いたかもしれませんが、我が家は夜はエアコンはつけず、扇風機のみ。
しかし、幾ら扇風機をつけても全く効かない夜もありました。

早速買ってきた目覚ましで昼間の室温を見てみると、なんと34℃オーバー。
夜になっても32℃。
これでは眠れません。改めて計ってみてびっくりしました。

そしてわかったことが、31度以上では扇風機が無意味になり寝ることが出来ず、
30度では扇風機を強にすれば寝ることが出来、
29度では扇風機を弱にしても気持ちよく眠れ、
28度では扇風機がいらず、27度では上掛けがほしくなるのです。

ということは、睡眠をとる為には室温を30度まで下げる必要があるのです。
そこで、この気温計はコンマ0まで計測されるので窓を開けたり、扇風機をいろいろな角度で回したり、
時には網戸も全開にしたり屋根やベランダに水を撒いたりと創意工夫をすると
室温の変化が一目瞭然で、30度まで下げることが出来るようになりました。

もちろんエアコンで温度設定をし風向きを考え調節して寝れば問題ないことなのですが、
暑いときには少しの暑さを、寒いときには少しの寒さを感じなければ体調を崩すこともあります。
快適ばかりでは体が変化に対応出来辛くなってしまいます。

ときには「自然」を感じることも良いのかもしれません。




2017/7/18 NO,254

「心の涼を摂りましょう」

連日厳しい暑さが続いていますが、皆さん体調は大丈夫でしょうか?

私が心筋梗塞になってから早いものでもうすぐ3年たちます。
それと共にタバコもやめたのですが、タバコを吸わなくなると
コンビニに行くことがめっきりなくなってしまいました。

そんな中、先日買い物の帰りにあまりにも暑いので久仁子先生が、
七の数字が付くコンビニでコーヒーでも飲もうよと。

私は良く判らないので普通のアイスコーヒーを。久仁子先生はアイスカフェラテをそれぞれ頼み
車で飲みました。すると、七が付くコンビニが特別なのか、最近のコンビニは皆そうなのかはわかりませんが、
アイスコーヒー(¥100)がびっくりするほどおいしく、久仁子先生がクリームを2つ入れたからと言っていましたが、
それにしてもおいしく感じました。

そのおいしさに感激していると、久仁子先生がこっちも飲んでみなと、
アイスカフェラテ(¥180)を渡してくれました。
さすがにアイスコーヒーで十分おいしいのでそこまで変わらないかと思いましたが、
全く別物で、80円では賄えないほどのさらに上をいくおいしさを感じました。

毎日毎日うだるような暑さでやんなってしまいまい、気持ちもイライラしがちですが、
暑いからこそ感じられる嬉しい事や楽しいことも必ずあるはずです。
皆さんはとっくに知っているかもしれないことで、コンビニの宣伝のようになってしましましたが、
何も気温が暑いからと言って心まで暑くしていることはありません。
ちょっとした幸せに目を向け心の涼を摂りましょう。




2017/7/11 NO,253

「夜中に足がつりませんか?」

西のほうでは大雨の被害で大変なことになっているようですが、
松戸は梅雨の只中だというのに雨らしい雨が降りません。
早ければ今週末にも梅雨明けするかもしれないとのことですが、
こんなに雨が降らないと農作物がちゃんと育っているのか心配になります。
しかし、まだ水不足のニュースは流れていないようなので、
ダムがあるようなところは大丈夫なのかもしれません。

夕立でいいので少し降ってもらわないとこの暑さが身に沁みます。
少しでも降ればいくらか涼しく感じられると思うのですが…

話は変わりますが、皆さん最近夜中に足がつるということはありませんか?
体から水分が失われると、血液の流れが悪くなり、末端が冷えやすくなることで
足がつりやすくなるのです。
このタイプの足のつり方は、筋を伸ばしてもなかなか戻りずらいことが多く、
回復させるためには足を擦るなどして温めることが有効になります。

夜も暑いのでどうしてもエアコンや扇風機などをつけっぱなしで寝たり、
薄着で寝ることも多いと思いますが、夜中に足がつるようであれば、
寝る前に水分を摂り、長ズボンを履き、直接風が当たらないような工夫をすることで防ぐことが出来ます。
心当たりがある方はぜひ試してみてください。





2017/7/4 NO,252

「今夏は味噌汁で快調に。」

7月に入った途端、連日の猛暑に熱帯夜。
我が家では寝室のエアコンが古く電気の使用量が大きいため、
寝るときは基本的にそれぞれ扇風機を使うのですが、
ふと、気温計がついている目覚まし時計に目をやると真夜中にもかかわらず30度。
これでもまだ直接風を体に当てていると問題ないのですが、
これ以上暑くなるとアイスバックを持ち出しリンパを冷やします。
すると体の内側から冷えてきて気持ちよく眠れるのです。

しかし、これらのことに限らずエアコンを使うにしても気をつけなければならないのが
体内の水分量です。
風が直接体に当たれば体は冷えますがそれとともに大量の水分も蒸発します。
すると脱水状態になり体の調子が悪くなります。
そうならない為には、こまめな水分補給はもちろんですが、
それだけでは体には水分は吸収されません。
体が水分を吸収するためには、塩分が必要となるのです。
しかし塩分をたくさん摂れということではなく、
あまり汗をかかない季節に比べてやや多めにとる位が理想なのです。

ここでお勧めなのが味噌汁です。
味噌汁は塩分も水分もとることが出来、具材に玉ねぎなど入れれば血液をサラサラにし
血を流れやすくすることもできます。
そして、日頃一日一杯飲んでいるのであれば夏場は二杯に、
飲んでいないのであれば毎日一杯飲むようにするなど塩分量を調節しやすいのです。

天気予報によると今年は猛暑の夏になりそうだということです。
機械に頼るだけではなく、自身の知識もフル活用して健康に乗り切りましょう。




2017/6/27 NO,251

「あなたは重ね着何枚派?」

唐突な質問ですが、皆さん下半身は何枚重ね着していますか?
季節によっても違うと思いますが、何枚重ね着をしているかが身体に大きな影響を与えているのです。

杉浦整体院では、基本的に施術の最後に低周波の電気をかけます。
その時ほとんどの人の腰の付け根に電極を付けるのですが、
電極を付ける為に少しズボンをめくります。

男性はズボン・パンツと2枚重ねの人がほとんどなのですが、
女性の中には4〜5枚重ね着をしている方もいらっしゃいます。
そして重ね着が多ければ多い方ほど、
肩や背中が慢性的でほぐれずらく、硬い凝り方をしているのです。

これは重ね着により腰椎の一部分を絞めつけてしまうことで生じる症状と思われます。
そしてこの症状は締め付けのきついものはもちろん、
一枚一枚が薄い生地であまり締め付けがきつくなかったとしても、
それらを数枚重ねることで強い力となり起きてしまいます。

日頃からよく体を動かしているのに、背中と肩が慢性的につらいという方は、
一度重ね着を少なくしてみてください。
肩や背中が楽になるかもしれません。

そしてこの締め付けは下半身だけではなく、上半身にも言えることなのですが、
上半身で締め付けるような衣類はブラジャーぐらいしかなく、
男性はあまりつける機会がないと思われます。
もちろん女性はつけることが多々あると思いますが、特に肩こりがひどいという方は、
外出時以外は出来るだけ外すか、あまり締め付けの無いものにすると
かなり効果的です。
特に夜寝るときは上半身も下半身もできるだけ締め付けをなくしたストレスフリーの状態で寝ることをお勧めします。






2017/6/20 NO,250

「時間が速く感じる、それって・・・」

最近7時頃でもまだ明るいなと思っていたら、明日は夏至。
今年も早いもので、前半戦が終わります。
毎年こんな感じで一年があっという間に過ぎていってしまい、
無駄に月日を消化しているようでもったいなく感じます。
しかし、無駄に過ぎるように感じても、もったいないと思っても、
時間は待ってくれずどんどん進んでいきます。

そんな中で改めて日々を思い返してみると
意外と毎日いろいろやっていて結構充実していることに気づきました。
そう思い考えてみると子供のころのほうが時間の経つのが長く感じ、
年齢がかさむにつれあっという間に感じるのは、
いろいろ諸説あるようですが、もしかしたら年齢を重ねることでの
記憶力の低下があるのかもしれません。

昔何かで、どれくらい前までの食事のメニューを覚えているかで脳の若さを測るというのがありましたが、
若いころよりも記憶力が落ちたせいで毎日いろいろやっていても
忘れてしまっているせいで、時が速く、無駄に過ぎているように感じているだけではないのでしょうか。

真実は判りませんが、もしそのような部分を含んでいるとしたら、
月日が流れるのが早いねという言葉は、
とんでもない意味をもった言葉なのかもしれません。

今日は書きながら自分でも思わぬことに気づいてしまいましたが、
これはあくまで私の妄想なので正解かどうかはわかりませんが、
これからは日々何をしているかちょこちょこ思い出し、
少しでも時間が過ぎるのを長く感じたいです。




2017/6/13 NO,249

「体のあちこち、良く触りましょう。」

多くの患者さんと接しているとあることに気が付きます。
そのあることとは、体に異常が少ない方ほど痛みに敏感で、全身の筋肉の疲れ方がひどい方ほど
痛みに鈍感な傾向があるということです。

一見逆のように感じるのですが、実際に深刻な痛みを訴える方は全体的にはかなり良く、
限定的な個所の筋肉疲労だけであったりすることが多く、
肩こりなんか今まで感じたことがないという人ほど、肩周りの筋肉がガチガチになっていることが多いのです。

なぜこのようなことが起こるのか確実なことは判りませんが、
原因の一つとして認識の差があるように思います。

痛みに敏感な体全体の異常が少ない方は、日頃から健康に気を使った生活をしている方が多く、
それにより全体の状態がいいのですが、痛みを感じることが少なく、
たまに痛みを認識するとそれに対して鋭く反応してしまいます。
また、全体の状態があまり良くない方は、日頃からあちこちに痛みを感じることで、
これぐらいの痛みはみんなも感じている正常範囲内と解釈してしまい、
ある程度の痛みは痛みとして認識しなくなってしまうようなのです。

そしてこの痛みの認識とは、自身の感覚により行われるもので、
実際の状態とはあっていないことが多いのです。

では、実際の体の状態を知る為にはどうすればいいかというと、
それは、体を直接できるだけ全体的に触ることです。
体を直接触ることで筋肉が硬くなっているか、柔らかいかを正確に知ることが出来、
全体的にそれを行うことで痛みの原因がわかりやすくなるのです。
これはもちろんご自身で行ってもいいですし、だれか信頼できる方に触ってもらっても大丈夫です。

体がおかしいなと思ったらまず、あちこち触ってみましょう。
思わぬところに原因があるかもしれません。




2017/6/6 NO,248

「人も猫も犬も。」

6月になり、九州では今日、梅雨入りしたそうです。
最近整体院では、肩こりや首のこり、頭痛、めまい、耳鳴りなど
肩から上の症状を訴える患者さんが増えています。

夏のように汗をかくほどの暑さではないので水分摂取を怠りやすくなる為と
水分を体に吸収するために必要な塩分が不足することでの脱水。
気圧の変化や湿度の高さなどからくる自律神経の乱れや、筋肉疲労などが原因に考えられます。

先日上記のような症状の患者さんにこの説明をすると、
「なんだここでもか」と言われてしまいました。
話を聞いてみると、患者さんのお宅では猫を飼っているそうなのですが、
最近調子が良くないので動物病院に連れて行くと、
獣医の先生から、「最近は気圧の変化や湿度が〜」と私が患者さんに行ったことと同じことを
言われたそうです。

うちでは犬や猫は飼っていないですし、仕事柄人体のことばかり考えていたので盲点でしたが、
哺乳類である人間が影響を受けるということは、同じ哺乳類である犬や猫も似たような影響を受け、
同じような症状がでてもおかしくないのです。

些細なことですが人間も特別な存在ではなく、自然の一部なのだと改めて感じた瞬間でした。

そしてもし上記のような症状がでたら、運動でもサウナでも少し長めに湯船につかるでもいいので、
適度に汗をかき、常温かそれ以上に温かい飲み物を飲み、
食事での塩分を気持ち増やすと効果的です。
あまり我慢せず試してみてください。




2017/5/30 NO,247

「5月といえども暑けりゃクーラー」

今日は、各地で30度を超える真夏日になり、風もなくとても暑い一日になりました。
先日ラジオを聴いていたら、今夏は猛暑になるとのことでしたので今からぞっとします。

しかし、幾ら暑いといってもまだ5月。クーラーや扇風機をつけるにはまだ早い。
と思っている方々、絶対にダメです。

例え5月であろうが、何月であろうが暑いものは暑く、それに対して体は反応します。
今日のように5月であっても30度を超え、風もないような日は、
家の中にいても熱中症になる危険性があるのです。

年配の方や冷え性を抱えている女性の中には、真夏でもすぐ冷えるのであまり冷房器具をつけたくない
という方もいらっしゃいますが、それは温度のせいではなく、風に直接当たるからです。
身体に直接風が当たると、体から急速に水分が奪われ必要以上に冷えます。

しかし、冷房が苦手な方たちでも25度ある夏日に寒いといって暖房をつけたり、
冬服を着込む方はいらっしゃらないと思います。
それどころか心地よく感じる方が多いかもしれません。

このように問題は風なので、エアコンを27〜28度に設定し直接風が当たら無いようにしたり、
扇風機を自分にではなく窓側に向け、
窓を開け部屋の暑い空気を外に逃がしたりすることで、
体が冷えすぎることなく、熱中症などにもかかることがなくなるのです。

我慢は体に毒です。ちょっとした工夫で快適に過ごしましょう!!



2017/5/23 NO,246

「ヤル気120%」

初夏。というわりには、日中真夏のような暑さ。
近隣の小学校では軒並み先週の土曜日に運動会が行われたようで、
天気に恵まれすぎてとても暑い(熱い?)運動会になったそうです。

こんな真夏のような暑さの日々ですが、私は一年の中でも今の時期はかなり好きで
暑いといっても湿度は夏のように高くなく、風が吹けば心地よく、
日が落ちると涼しくなり気持ちよく眠れます。

そして何よりヤル気がみなぎってきます。
仕事や趣味はもちろん、家事も無性にやりたくなってきて休みの日は寝ていられず
5,6時には目覚めてしまいます。(久仁子先生にはうざがられますが・・・)
さらにこのやる気はいつもやることだけでは足らず、
何か新しいこともやりたくなってきます。

今年はそのヤル気に任せて「家庭菜園」をはじめました。
今まで野菜どころか植物全般をまともに栽培した経験がないので
どうなることかわかりませんが、収穫して味わうことが出来たらな〜と思っています。

今回の挑戦は、確実に食べられるバジル。昔失敗に終わった枝豆。
家族で大好きなオクラ。秋まで楽しみなサツマイモ。どうなるかわかりませんが、
皆さんやインターネットの力を借りながら久仁子先生とがんばってみたいと思います。

人間は多くのものに影響を受けます。そしてその多くのものは気候などのように日々変わります。
影響を受けるもとが変わればもちろん人の状態も変わり、
それによりいい時ばかりは続きませんが、悪い時ばかりにもならないのです。

調子の悪いときには無理をせず、そのかわり調子のいい時はいつも以上に頑張る。
いつも同じではなく、その時々によって変えていくことが大切なのかもしれません。





2017/5/16 NO,245

「頭の中身をほぐすことが健康の秘訣?」

人間の体の健康は、いろいろな要素を含み、それらがバランスよく向上することで初めて成り立ちます。
世の中に多くの健康に関する知識や技術、道具があるのはその為です。
そして、これら多くの知識や技術、道具はそれぞれ単体で存在していることがほとんど。
ここで問題になるのが健康にはそれらのバランスが必要だということなのです。

今の日本ではほとんどの人が、自身の健康(病気や長寿も含めた)について少しは考え、
多くの人が考えるだけではなく行動に起こしています。
それらは、運動であったり食べ物であったり、時には瞑想で心を落ち着けたり遊んでストレスを発散したり
など様々です。

しかし、これらは同じ体を健康にすることでも、健康にさせる部分が違います。
健康はそれらのバランスの上に成り立つので、もし皆さんの中で一生懸命健康に取り組んで努力しているのに
思ったような成果が上がらないという方は、今、意識してやっている健康の部分は十分に足りていて、
ほかの部分の健康になる為の行動が足りていないのかもしれません。

健康とはバランスなのでどんなに一部分だけを良くしても向上にはつながりませんが、
今まであまり意識しなかった部分を少しやるだけでバランスが取れ、
一気に向上することもあるのです。

たまには頭の中身をほぐし、目線を広げれば、案外目の前に答えはあるものなのかもしれません。





2017/5/9 NO,244

「ゴールデンウィークボケ?」

ゴールデンウィーク中は、一日だけ友人を招きちょっとしたバーベキューをしたぐらいで、
特にこれといったことはしていないのですが、生活が元に戻ってもまだどこかしら
休みボケが残っている感じがします。

皆さんはいかかでしょうか。今回は多い人では9連休といた長い休みになったので、
私と同じように、体がまだしっくりこないという方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、思わぬ怪我や事故は、こういう緊張が緩んだ時に起きやすいものです。

今週一週間は、いつも以上に身を引き締め
不意の怪我や事故が降りかからぬよう用心していきましょう。

ちなみにテレビで言っていましたが、次に連休は海の日までないそうです。




2017/5/2 NO,243

「ゴールデンウィークとぎっくり腰」

今日はゴールデンウィークど真ん中。皆さんはどのように過ごしていられるのでしょうか?
遊びに行ったり、旅行に行ったり、仕事だったり、家で寝てたりといろいろだと思いますが
このゴールデンウィークあたりから6月いっぱい頃まで患者さんに増えてくるのが「ぎっくり腰」です。

ゴールデンウィークのようないつもと違う環境になることに加え、
一日の中でも大きく気圧が変わったり、湿度が高くなったりと
ぎっくり腰を誘発する原因が重なりやすい時期なのです。

しかし、幾らぎっくり腰になりやすい時期だからといっても、出来ればなりたくはありません。
その為に気を付けることが、

1、同じ姿勢でいないこと。
2、無理な体勢で力を使わないこと。
3、太ももとふくらはぎの外側と内側を良くもんでほぐし、疲れをとること。
4、お風呂に長く浸かりすぎないこと。
5、水分を一日を通してしっかり取ること。
等になります。

以上のことに気を付け、気付かないうちにたまってきてしまう疲れをためすぎないように心がけましょう。




2017/4/25 NO,242

「激しい睡魔と絶好調」

最近は、気温も20度前後で安定し、とても気持ちいい日が続いています。
気持ちいい日が続いているのはいいですが、そのせいか一日中すごく眠いです。

朝は金縛りかと思うほど身体が起きることを拒否し、昼食の後は軽くではなく、しっかりお昼寝。
パソコンの前に座れば、気絶してしまったかのように気づけば意識が飛んでいる。

しかも、これだけ昼間寝ていても夜はびっくりするほどよく眠れます。

これだけ眠いとなると体の調子がおかしいのかと思ってしまいますが、
体は軽く、五感は冴えまくり、快食快便で絶好調なのでいたって健康そのもの。

この気候もしばらくすると、暑くなったり、湿度が上がってきたりして長くは続かないと思うので
布団の気持ちよさ、眠る幸せ、食事のおいしさ、風の心地よさを十分に味わいたいと思います。





2017/4/18 NO,241

「食欲が増したら、体調不良に注意!!」

今日は朝から激しい雨と風の爆音で目が覚めましたが、
午前中には打って変っていい天気。
群馬では30度を超える真夏日になったようです。

先週は雨が降って寒くストーブをつけたと書いたのにこの変わりよう。
みなさん、体調にはくれぐれも気を付けてください。

先日、患者さんを触診してみるといくらか熱があるようで、
「調子、大丈夫ですか?」と聞いてみると全然問題ない様子。
最近、食欲がいつもよりありませんかと尋ねると、
その通りでお腹がやけにすく、ということでした。

体が正常に動いていると体調を崩す前や熱が出るときなどは、
その時の為にエネルギーを蓄えようとして普段よりも多く栄養を取り込もうとします。
しかし、その時に十分な栄養を取り込まないとなかなか回復せず、
体調不良や風邪が長引いてしまいます。

なぜか最近食欲あるな〜というときは、太ることを恐れずしっかり取ることも大切なのです。
もし少し体重が増えたとしても、規則正しい生活の中であれば
すぐに自然と元に戻ります。




2017/4/11 NO,240

「風邪に負けない丈夫な体作り」

最近は春らしくだいぶ暖かかったのですが、今日は寒の戻りの雨で久しぶりにストーブをつけ、
桜もだいぶ散ったように感じます。
しかし、明日からは気温も安定して高くなるそうなので、
そろそろコタツをしまうことを考えなくてはならないかもしれません。

こんな時期に気を使うのが着る物です。
温かいと思ったら次の日には寒くなるような時期なので布団や冬物もまだ完全にかたさないで
すぐに使えるようにしておかないと風邪の原因にもなります。
もちろん、どんなに気を付けていても風邪はひくときにはひきますが、
だからと言って風邪をひきやすい状況にしていることもないと思います。

風邪をひきにくくするためには風邪のウイルスを体に入れないことも重要ですが、
風邪に負けない丈夫な体をつくることも大切です。

サラダばかり食べたり、肉ばかり食べたり、逆に炭水化物は食べなかったりというようなことはせず、
バランスの良い食事を心がけ、

部屋に籠ってばかりいないで窓を開け、空気の入れ替えをし、外に出て日の光を浴び、

適度に体を動かし、お風呂に浸かって疲れをとり、

出来るだけ十分な睡眠をとる。

そんなに難しいことではないですし、当たり前といったら当たり前のことかもしれませんが、
同じような毎日をおくっていたり、知識で頭が固くなってしまうと
当たり前のことだからこそできていない時もあるのです。

たまには今の生活スタイルを振り返ってみるのもいいかもしれません。




2017/4/4 NO,239

「桜、満開?」

4月に入り、いよいよ桜満開。と書きたかったのですが、
今年は気温がなかなか上がらず、例年よりも満開の時期が遅れ、
今日の時点で八分、九分咲きといったところです。
しかし、天気予報によると明日は日中20度を超える温かさになるそうなので、
一気に満開になると思います。

今年から提灯がなくなり夜桜が少しさみしいですが、
一年のうち桜が目の前にあることで優越感を持つことが出来る貴重な2週間なので、
存分この景色を楽しみたいと思います。

(満開までもう少し)

 



2017/3/28NO,238

「がんばれ新社会人」

あと数日で3月も終わり、新年度を迎えようとしています。
入学、入社、進級、転勤など新たな場所で、新しい生活が待っている方も多いのではないでしょうか?

整体院も気づけば長く開業しているので、小さい時から見ている子たちが何人か
今春学生を卒業して社会に出ていきます。

私は専門学校を卒業後、新社会人となりましたが、社会に出て初めて
今まで親や学校、社会全体にどれだけ守られてきたかを知りました。

今までは子供だから、未成年だから、学生だからと守られてきたことが
いきなり一切なくなり、社会人としては当たり前にされる要求が、辛く感じることもありました。

今の新社会人たちが、20数年前私が感じたことと同じことを感じるとは思いませんが、
良くも悪くも学生から社会人のギャップはあると思うので戸惑い、悩むこともあるかもしれません。
時にはもうダメだとなることもあるかもしれませんが、案ずることはありません。

私達や多くの先輩方がそうだったように時間が解決してくれます。
最初はなれないことなのでミスしても、人間は学習し、なれてくるので必ず出来るようになります。
あまり先をみないで一日一日を乗り越えてください。
自分なりに頑張ってそれでも無理!!というときは、潔く新しい場所を探しましょう。
社会はそんなに悪いところではありません。たまたま会わない場所に間違っていってしまっただけだと思います。
大丈夫です。お互い気楽に生きましょう。




2017/3/21NO,237

調子がいい時ばかりでないことが正常です

お彼岸も過ぎた今日、ラジオを聴いていると東京でいち早く桜が開花したとのこと。
整体院前の桜も幹から直接出ているつぼみは、いまにも開きそうです。
暑さ寒さも彼岸までの言葉通り、昨日・一昨日は20度に迫る温かさ。
今日は寒の戻りで雨のせいもあり寒いですが、こんな三寒四温があと何度か繰り返すことで
本格的な春が来ると思うと心がウキウキしてきます。

消して冬が嫌いというわけではないのですが、生まれが夏のせいか寒いより暑いほうがやる気が出て
体も頭もポジティブに働きます。

逆に今の時期は寒さに耐えてたエネルギーが切れ、余力で持っているような感じなので、
頭も体もスッキリしません。

人間は常に多くのものから影響を受けその中で生きているので、人体が健康でも
周りの影響を受け、いまいち調子が悪く感じたり、なぜか絶好調に感じたりすることがあります。
それを表すものの一つとしてバイオリズムと呼ばれる人体の健康を図る波長があります。

このバイオリズムは人体以外の影響でつくられやすいので人の力ではどうすることもできないことも多く、
その為いい状態で常にいたくてもそういう訳にはいかず、必ず調子のすぐれない時も来るのです。
こういう時はあれこれジタバタせず、バイオリズムが落ちているせいだなと腹をくくり、
おとなしく静かにやり過ごすことも大切なのです。




2017/3/14NO,236

「足つりにはふくらはぎストレッチ」

    最近は、夕方6時ごろまでうっすらと明るさを保つようになりましたが、
天気予報によると今晩から明朝にかけて平野部でも雪が降るかもしれないとのこと。
まだまだ暖かさを感じるには時間がかかるのかもしれません。

もう3月で日が落ちるのも遅くなったからと油断していると、
朝晩が冷えることで寝ている間に足がつってしまうなんて言うことも。
水分をしっかり取ることはもちろんですが、それに合わせてストレッチを行うと足つり対策には効果倍増になります。

そのストレッチの方法とは、足を延ばし、足の指先をできるだけ自分側に反らせて
足の指を手で触る(触れない場合はできるだけ近づける)。ふくらはぎがしっかり伸びているのを感じながらゆっくり10秒。
このストレッチをできるだけ思いったった時に行うことで筋肉や動脈の柔軟性が上がり、
血液をより流しやすくなり、足がつることを防ぐことが出来るのです。

何か症状を抱えている時はほんとにつらいものです。
でも、だからといって辛い辛いといっていても何も改善されません。

大事なのははじめの一歩です。つらいつらいという前に一歩行動を起こしてみましょう。
必ず何かが変わります。



2017/3/7NO,235

「梅は咲いたか、桜はまだか」

三月に入り、まだ寒いですが雨が降ることも増えてきて、
この雨とともに少しずつ温かさも増してくるようです。

三月に入ったということで今週末から来週あたりは卒業式というところも多いと思いますが、
整体院の前の桜は一向につぼみが大きくなりません。
一気に暖かくなるとこの状態から10日ほどで咲くこともありますが、
今後の天気はどうなのでしょうか?

例年だと三月後半から桜祭りの提灯がついて綺麗にライトアップされます。
しかし、今年から新しく道路が開通することで桜祭りは去年で最後となり、
提灯も付かないこととなりました。
提灯に照らされた夜桜がとてもきれいだったのですが残念です。

でも、目の前に桜があるのに何もしないのももったいないので、
駐車場で焼き鳥でも焼きながらお花見できたらなあと思っています。(お酒飲めませんが…)

今回家の目の前の桜は大丈夫でしたが、その両隣の桜は老朽化と
交通の妨げになるということで伐採されてしまいました。

目の前の桜もかなり大きいのでいつ伐採されてもおかしくないと思います。
楽しめるうちに楽しみたいと思います。



2017/2/28NO,234

「 Let’s貧乏ゆすり!! 」

先日ネットのニュースを見ていると、イギリスのロンドン大学による研究チームが、
貧乏ゆすりをすることで死亡のリスクを軽減させる可能性があると発表」という記事がありました。

実際に貧乏ゆすりという言葉があまりよくないので、みっともないとか恥ずかしい事と思われがちですが、
貧乏ゆすりをすることでふくらはぎの筋肉を動かすことが出来、それにより血流が良くなることで
体の健康状態が向上します。

貧乏ゆすりが身体に良いなんてと思うかもしれませんが、貧乏ゆすりに限らず、
礼儀作法や見た目を気にした姿勢をするより、それらを欠いたことのほうが健康に良い事が多いのです。

これは私たちの世界(整体とかカイロなど)で、体の不調を姿勢が悪いからだとか、
座り方が悪いからだとかとかいうからいけないのかもしれませんが、
実際身体にとって正しい姿勢をしていれば健康とか、正しい座り方をしていれば健康とかいうことはありません。
そもそもここで言う正しいとは、健康の話ではなくて、礼儀作法の世界の話になります。
礼儀作法とはあなたの前であればこんな姿勢でも耐えられますとか、
体に無理してもみっともない状態をつくりませんというものなので、
体には負荷がかかり健康状態を害する行為が多いのです。

ではどんな姿勢が身体に良いかというと、この姿勢をしていれば健康になれるという姿勢はありません。
なぜならば健康とはある特定の部分に負荷が掛かり続けず、
常に体全体に血液が回っている状態だからです。

同じ姿勢をしていれば血流がつくられず、特定の筋肉が疲れ続けます。
なので健康のためには常に同じ姿勢をつくらず、ちょこちょこ姿勢を変え、
貧乏ゆすりのようにジッとしていないことが必要なのです。



2017/2/21NO,233

「スーパーおばあちゃん」

先週は、民生委員さんが行っている大先輩の方々とのお食事会に参加させて頂きました。
今回は馬橋東市民センターでの開催でいつものようにお昼ご飯を頂き、
その後、健康についてのお話や体操などを指導させてもらいました。

いつも会場に着くと係りの方が私を席に案内してくれ、
一通りあいさつした後、相席の方々と世間話をするのですが、
今回私の向かいの席だった方が、大正生まれの御年9?歳。
それにもかかわらずとっても元気で、何より驚いたことがその食べっぷりと顎の動き。
顎を良く動かしながらおいしそうに出されたものほとんど全てを平らげていました。

お話を伺ってみるとなんとほとんど自前の歯で虫歯が一本もないとのこと。
さらに顎を良く動かすことで頭への血流が良くなっているせいか、全然ぼけておらず、
いろいろな話で場を盛り上げておられました。

今回は日常生活の基本的な動作がいかに大事かということを
改めて思い知りました。
そしてその為に、例え自前の歯がなかったとしても自分の体に合った入れ歯やメガネを使うことが
とても重要なのです。
一回一回では大したことがなかったとしてもそれが毎食、毎日、毎月、毎年
になれば大きな差として表れます。

入れ歯やメガネをこまめに調節していくことはかなりめんどくさいことかもしれませんが、
それだけの価値があることなのだと思います。

自分の体に合ったものを身につけ、毎日を気持ちよく過ごしましょう!!





2017/2/14NO,232

「春の足音?」

西日本や鳥取、日本海側では記録的な大雪に見舞われているようですが、
先日歩いていると甘酸っぱいようなさわやかな香りがしてきて、
ふと辺りを見回してみると、梅の花が満開に咲いていました。

いつまでも寒いような気がしていましたが、春はもう来ているのかもしれません。

いつまでも続くような感覚というのは、体の症状に対しても言えるようで、
この辛さがいつまでも続くと思うと最初は肉体的ダメージだったものが、
日が経つにつれ精神的ダメージになってしまうのです。

だからこそ、長く症状を抱えていた患者さんには
方向性さえ間違わなければ、昔と同じようにとはいかなくても
必ず今よりは楽な状態がつくれる
ということを必ず伝えるようにしています。

そうして心が少し軽くなるだけで希望が湧き、改善がさらに早まるのです。




2017/2/7NO,231

「不思議な体験」

今日はちょっと変な話なのですが、
整体を長年やっていると不思議な体験をすることが多々あります。
その中の一つが同じ症状の患者さんばかり重なることと、
私がその症状の状態になってしまうということです。

この同じ症状とは、時期になると流行るようなインフルや花粉症とは違い、
かなり場所が限定された症状(左膝痛とか右前側の頭痛とか)で、
その周辺の状態もほぼ同じ。

感覚を言葉にしたり、人の感覚を実感することはとても難しいことなので、
はじめの患者さんに対しては訴えがピンとこず、手探り状態になりますが、
2、3人目の患者さん辺りからは私の体がなぜか症状を感じ始めます。
自身の身体に症状がでれば自ら施術することで改善法がわかるので、
後は患者さんにその改善法を施術するだけになります。

患者さんからしてみるとびっくりするぐらい的をえている施術に感じると思いますが、
当の本人が同じ症状を抱えていたので当たり前と言っては当たり前のことなのです。

ただ私も生身の人間なので、症状がでると辛く、
つい最近もその状態になり苦しみましたがなんとか一日で脱することが出来ました。
自身の知識や技術の向上につながり、患者さんにもプラスになることなのですが、
ちょっと複雑な気持ちになります。

もし、私や久仁子先生が施術をして痒いところに手が届くような施術に感じたら、
その状態になったことがあるからかもしれません。

(ある考え方ではこういうことを霊障とか霊に憑かれたとかいうこともあるようですが、
決してお化けや幽霊の仕業ではないので安心してください。)



2017/2/1NO,230

「鼻うがい」

インフルエンザがかなり猛威を振るっているらしく、
話に聞くと近隣の小学校でも学年・学級閉鎖になってしまっているそうです。
幸い我が家では今のところ体調を崩す者はいませんが、
これからは花粉もそろそろ出始めるので、
こまめな水分摂取で気管を洗い流し、気をつけたいと思います。

水分摂取と共に私がこの時期によくやることが
「鼻うがい」です。
厳密にいうと鼻うがいではないのかもしれませんが、
この時期は乾燥のせいか、いびき?をかいているせいかわかりませんが、
朝起きると喉が荒れて少し痛いことがあります。
喉に何か引っかかっているようでいがらっぽく、咳払いをしてもスッキリせず、
あまり咳払いをすると喉が本格的に痛くなり熱が出ることも。
どうしても喉がいがらっぽいので喉の問題と思っていましたが、
鼻からお湯を吸い込み鼻の中を洗ってみると喉の痛みもいがらっぽさもスッキリになりました。

やり方は、鼻で思いっきりお湯を吸い込むのは勇気がいるので、
給湯機(お風呂や洗面台の蛇口から出るお湯)のお湯を両手にため、
鼻をすするように軽く一回少しだけお湯を取り込み、
鼻をお湯から離し、今度は鼻の中のお湯を奥まで吸い込むように何度かすすります。
すると喉の奥にお湯が来るので吐き出せれば吐き出し、出来なければそのまま飲んでしまいます。
これを何度か繰り返します。

私は朝、顔を洗う時に一緒にやっています。
(わざわざその為に準備するのはめんどくさいので)
皆さん全員に聞くかはわかりませんが、是非一度試してみてください。
鼻のつまりも取れスッキリします。




2017/1/24 NO,229

祝 初優勝 横綱昇進!!

もう、15年も前のことになりますが、彼に初めて会った時のことは
今でもつい最近のことのようにはっきりと覚えています。

2,3か月前まで中学生だったとはとても思えない規格外の体格、
しかも中学時代は野球をやっていたとのこと。
多くの中学生を見てきましたが、そんな中学生は見たことがありませんでした。

しかし、その体に似合わずとってもシャイで、少し冗談を言うと顔を赤らめて照れる傍ら、
こんな私の話にも真剣に耳を傾け、今と変わらぬ眼光を目の奥に宿らせていました。
同年代のお弟子さんが愚痴をこぼす中、決して愚痴をこぼさず弱音を吐かず、
常に前を見ていたように思えます。

地元の牛久沼でよくバス釣りをしていたことや、あんこう鍋がたまらなくうまい話、
巡業先での話など多くのことを話してくれました。

十両になり怪我が一番怖いから常にストレッチを怠らないようによくアドバイスし、
相撲に集中できない時期もあったと思いますが順調に上り続け、
頂点手前で少し足踏みをしても必ず極める日が来ると信じていました。

萩原君、初優勝そして横綱昇進
本当におめでとう!!





2017/1/17 NO,228

「寒いからこそ気持ち薄着で」

ここ数日かなり寒く、関西や東北、日本海側はかなりの雪が降っているそうです。
こんな寒いときには、足先から頭まで厚手に服を着込み、こたつや布団の中で丸まってやり過ごすのが一番!!
ではありません。

体温は血液によって運ばれます。そして血液は筋肉の伸縮と心臓の鼓動によって
体の隅々まで流れます。
ということは体を温め、寒さを吹き飛ばすためには身体(関節)を動かし(特に指先などの末端)、
隅々まで血液をいきわたらせる必要があるのです。
そしてさらに血液の流れを良くするために必要となることが水分摂取です。
特に体を温めることを考えるならば、冷たい麦茶ではなく、
温かいココアやしょうが湯などが体を温める成分が入っているのでいいと思います。

寒いからと言って沢山着込んでは関節も動かしづらくなり、
トイレに行きたくなっちゃうからと水分摂取を控えれば血液がドロドロになり流れづらくなります。
結果、いつも寒い・いつまでも寒い身体になってしまうのです。

寒いからと厚着になりすぎないように気をつけましょう。




2017/1/10 NO,227

「光陰矢のごとし」

先週、年が明けたと思ったら瞬時に七草が過ぎ、成人式も過ぎ、
学校も始まりとドタバタが続きましたが、ようやく通常通りの生活に戻ったようです。

特に今年は我が家の長男が成人を迎えたので、9日の成人式は朝から
私と久仁子先生の実家に挨拶に行き、それから息子たちを会場に送り、
なんとか親のつとめ的なことをしたような気になり、
大したことはしていないのですがどっと疲れました。
(女の子の親御さんはこれの比ではないと思います。)

いつもと違う生活をすると何もしていないように思えても体はリズムが狂い
調子を崩しやすくなっています。
さらに通常生活に戻ることで多くの人と接することが増えれば、
インフルエンザなどの病原菌をもらう可能性も多くなります。

こんな時は、規則正しい生活を送ることで体のリズムを整え、
適度な運動と適度な休息をとることで体力を回復し、
バランスのいい食事とこまめな水分摂取で免疫力を高め
太陽の光をしっかり浴び、自律神経のバランスを整える。

ということを心掛け、正月明けから体調を崩さないように気をつけましょう。






2017/1/4 NO,226

「2017 スタート!!」

新年明けましておめでとうございます!!
今年もよろしくお願いします。

というわけで、2017年がスタートしました。
トライアングルボディバランスは今日4日が仕事始めとなります。

物事全てにおいてそうかもしれませんが、やはり終末や何かの終わりというものは、
どこか物悲しく、しんみりとしてしまいます。しかし、逆に始まりというものは、
この先良い事ばかりが待っているわけがないと分かっていても、
何か心は希望に満ち、ウキウキとし、新しい事でも始めてやろうかと思えるほど前向きな
気持ちになれます。この気持ちがいつまで続くかわかりませんが、
出来るだけ維持しながらこの一年を過ごしていきたいと思います。

休みは今日までで、明日からは仕事が始まり憂鬱という方も多いと思いますが、
新しく生まれ変わった気持ちになり、新年の初仕事をがんばってください。
もし、心も体も疲れたときは私達が力になります!!

2017年も共に進んでいきましょう。
宜しくお願いします。



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